松山市の矯正歯科で理想の歯並びを手に入れる!治療期間を決める要素を解説
治療前の歯並びによって期間は変動する
歯列矯正にかかる矯正期間の平均は、1年から2年ほどです。ただし、治療前の歯並びによって期間は変動します。
例えば、歯並びが悪く、矯正装置をつけただけでは改善が見込めない場合は抜歯や外科手術が必要となり、治療期間も長引くでしょう。一方で、歯並びの乱れが軽度であればその分だけ治療期間も短くなります。また、すべての歯並びを矯正する全体矯正よりも、前歯などの目立つ部分のみを矯正する部分矯正の方が治療期間が短くなる傾向です。
歯の移動量によって決まる
歯列矯正では、矯正装置で少しずつ歯を動かすことによって歯並びを整えるのが基本的な流れです。そのため、歯の移動量が増えれば治療期間も長引くことになります。例えば、抜歯をしながら広い範囲で歯を動かす必要があるケースは、通常よりも長い治療期間が必要になるでしょう。
「早く治療を終えるために一気に強い力を加えて歯を動かせばよいのでは?」と思われることもありますが、歯茎や神経に大きなダメージが加わるリスクがあります。そのため、時間をかけて少しずつ歯を動かすことが大切です。
患者さんの協力度も関係する
治療期間が長引くか否かは、患者さんの協力度も影響を与えます。矯正装置を取り付けたあとは歯科医師の指示に従い、矯正中のトラブルを避けるようにすることが重要です。例えば、ワイヤー矯正で歯磨きを怠ると食べ物が詰まって虫歯や歯周病になりやすくなり、治療期間が長引く可能性が高まります。
マウスピース矯正の場合は自分で自由に取り外しできるため、自己管理を怠っていると規定の装着時間を守れず、歯並びが整うまでに時間がかかることもあるでしょう。早く治療を終えるために、自分自身を管理することも忘れないようにしてください。